子育ての出来事

4人分の5年日記を買ったのに

子どもが生まれた頃。私は記録を残したい母親でした。本当にすぐ忘れてしまう性格なので、せっかくの成長や何気ない出来事を忘れたくなかったのです。病院でもらった育児日記には、授乳や体重、初めてできたことなどを細かく記録していました。特に長男の頃は...
母である私のこと

お母さんは大きくなったら何になりたいの?

幼稚園のお迎えの車の中で、長男に聞かれました。「お母さんは大きくなったら何になりたいの?」その日、幼稚園で「将来の夢」の話題が出たそうです。私は一瞬、言葉に詰まりました。大人になってから「将来何になりたいか」なんて、考えたことがなかったから...
子育てのあとで思うこと

涙そうそうは、母の怒りの曲でした ― 親は忘れても子どもは覚えている

「涙そうそう」は、大切な人を想って涙がこぼれる、やさしい曲。でも我が家では、ずっと「母の激怒の曲」でした。子どもたちが小学生の頃。車で移動中、後部座席で兄弟げんかが始まりました。私は運転中。何度声をかけても止まらない。車をすぐに止めることも...
子育ての出来事

橋の上で動かなくなった一年生

長男が小学一年生のときの話です。ある日、担任の先生から電話がありました。「集団登校の途中、橋の上で毎日動かなくなってしまうんです。上級生が困っています。できればお母さん、一緒に登校してもらえませんか?」長男に理由を聞いて、私は少し可笑しくて...
子育ての出来事

お下がりのクロックスで、四男が流血した日のこと

四男が2歳の頃のことです。幼稚園の振替休園の日、下の子3人(2歳・4歳・6歳)を連れて、少し遠くの遊園地に出かけました。雨上がりで、あちこちに水たまりが残っていました。大きな砦のような遊具。階段やトンネル、滑り台もあり、子どもたちは大喜び。...
子育ての出来事

夫婦喧嘩を止めたのは、四者四様の子どもたちだった

子どもの前で夫婦喧嘩してはいけないってよく言われますよね。うちは教育方針の違いでよく喧嘩します。でも夫婦仲自体は良好です。お互いを大切に思い、尊重しています。少なくとも私は夫を愛しています。子どもを思う気持ちは一緒でも、方法が違う夫婦仲が良...
子育ての出来事

知らないままPTA役員になった私が、それでもよかったと思う理由

PTAって何なんだろう長男が小学校に入学したとき、私はPTAについて何も知りませんでした。保護者の集まり。そのくらいの認識でした。入学してすぐ、PTA入会用紙が配られました。学校からのお便りと同じように子ども経由で渡され、提出期限も書かれて...
母である私のこと

父の言葉が「否定」に聞こえた。でも今は、少し違う気がしている

父に言われた言葉で、今でも時々思い出すものがあります。「お前たちは女だから、進学先はどこでもいい」そんなような言葉でした。当時の私は、その言葉がずっと引っかかっていました。「女だから」「期待されていない」「私はダメなんだ」そんなふうに受け取...
子育てのあとで思うこと

一日中「おかーさーん!」と呼ばれていた頃の話——4人育てて気づいた、あの時間の短さ

毎日何十回も呼ばれていたあの頃。冷蔵庫の前で、二階から、トイレから。騒がしかった家が今は静かです。4人を育てた母が、あの時間の短さに気づいた話。
子育てのあとで思うこと

「これ欲しい」──子どものお金と私の基準

子どもって、店先やテレビを見ているとき、お友達が持っていたりすると、「これ欲しい」「あれやりたい」と口癖のように言いませんか?「みんな持ってるよ」「○○ちゃんも持ってる」。そのお決まりの言葉が飛び出すたびに、私はため息をついていました。我が...