子育て中って、必死ですよね。
けっこう適当に生きている私ですが、子育てのことだけは考え過ぎたり、空回りしたりもしていました。
息子4人の子育てがひと段落した今、心から思うことがあります。
もっと「今」を楽しめばよかった。
ちゃんとした大人になってほしい
「将来困らないように。社会でうまくやっていけるように。人に迷惑かけないように。」
そんな思いから、大人になった時のことを考えて先回りばかりしていました。
そのせいで、目の前の子どもと楽しむ余裕があまりありませんでした。
「これで大丈夫かな」
「もっとやらせた方がいいかな」
「やめさせた方がいいかな」
心の中では「これくらいいいよね」「そーだよね、私もそう思うよ」と思っていても、実際には「ちゃんとさせる」「正しくさせる」ことを優先して、押さえつけるような言葉がけになっていました。
(「ちゃんとする」って、よく考えると謎の言葉ですよね。何がちゃんとなのか、誰も定義してくれないのに。)
その結果、今しかないはずの時間を、心から楽しみきれなかったのだと思います。
本当は、もっと共感して、もっと思いを汲んで、ゆったりと寄り添った子育てがしたかった。
あの頃の私がタイムバケットを知っていたら
タイムバケットというのは、人生をいくつかの時期に区切って、「この時期にやりたいこと」を書き出しておく考え方です。
「20代のうちに」「子どもが小さいうちに」「子育てが終わったら」というように、時期ごとのバケツ(バケット)にやりたいことを入れていくイメージです。
「やりたいことリスト」に似ているけれど、「いつ」を一緒に考えるのがポイント。今しかできないことを、意識させてくれます。
もし子育て中にこの考え方を知っていたら。
やりたいことを思いつくまま書き出して、それを夫と共有していたら。「その時にしかできないこと」が見えて、全部が叶わなくても、何を大切にしているのかが分かって、もっと心から”今”を楽しめていたように思います。
やりたいことと、それをやるのにふさわしい時期が噛み合って、心と行動がチグハグになることも少なかった気がします。
小さくて、可愛らしかったあの頃の子どもたちとの、かけがえのない時間を十分に味わえなかったことが、今でも少し残念です。
それでも子どもは、力強く育つ
「親の思うほど、子は思わぬ」なんて言いますが、本当にそうで。
残念で悔しがっているのは私だけで、子どもたちは何食わぬ顔ですくすく育ってくれました。
もしかしたら、私の気持ちも届いていたのかもしれません。たとえ言葉がうまくなくても、一緒にいた時間は、ちゃんと残っていると信じています。
大きくなって逞しくなった息子たちに、呆れられても、ウザがられても、ベタベタくっ付いてわしゃわしゃと撫でながら「ありがとう」って言って、笑い合おうと思います。
気づいた瞬間から、変えられる
子育てが落ち着いた今、やりたいことをいっぱいいっぱい書き出して、片っ端から叶えていこうと思っています。
タイムバケットを知ったのは子育てが終わってから。やっぱり早く知っておきたかった、というのが正直なところです。でも、遅れてでも知れたことはよかったと思っています。
今をどう生きるかは、いつからでも変えられる。
今を楽しめていないあなたへ
楽しいこと、好きなことを、いっぱい書き出してみてください。
今は何をする時なのか。今は何ができる時なのか。
今この瞬間に「やりたいこと」「大切にしたいこと」を考えてみることが、タイムバケットの第一歩だと思っています。
あなたが「今の時間」を急がずに抱きしめるきっかけになれたなら、嬉しいです。

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