私が一番好きだった赤ちゃんの仕草

子育てのあとで思うこと

赤ちゃんの仕草って、どれも可愛いですよね。

眠っている顔も、あくびも、伸びをするところも。

その中でも、私が一番好きだったのは、

目を瞑ったまま、おっぱいを探して口を開ける仕草。

あれが、たまらなく好きでした。

お腹が空いているときなんて、もう必死。

目を瞑ったまま、顔を左右に動かして、一生懸命探しています。

こっちはもうおっぱいを出して待っているのに、なかなか見つけられない。

「もう、ここだってば」

と思いながら、口元に持っていってあげる。

それでも、体当たりかと思うくらい顔をぐいぐい押し付けてくる子もいました。

やっと見つけると、「あった!」という感じで、今度は必死に飲み始める。

鼻息も荒い。

しばらくすると落ち着いて、ゴキュゴキュとゆっくり飲む。

その様子が、なんとも可愛かった。

寝ぼけたような顔で探しているときもあれば、腹ペコで必死なときもある。

4人とも、みんなそうでした。

お父さんやおじいちゃんが抱っこしていても、横抱きになると口を開けて探します。

「あー、おっぱい欲しいんだね」

「ほら、はい」

と、私のところに回ってくる。

そんなことも、何度もありました。

上の子が赤ちゃんを抱っこしているときには、赤ちゃんがおっぱいを欲しがって口を開けているのが面白かったのか、自分の指を入れて、いたずらしていたこともあったな。

「それ、おっぱいじゃないよ」

と思いながら見ていたっけ。

4人育てていると、こういうことも日常でした。

今思い返すと、あの小さな口には、生きようとする力がそのまま出ていたような気もします。

欲しいものを一生懸命探して、見つけたら必死に飲む。

そして、お腹がいっぱいになると落ち着いていく。

当時はそんなことを考えていたわけではなくて、ただただ可愛かった。

でも今になって思えば、私はあの小さな顔に、元気をもらっていたのかもしれません。

私がいなければ、この子はおっぱいを飲めない。

そんなふうに必要とされていることが、嬉しかったのかもしれない。

……なんていうのも、今だから思うことです。

でも、責任のないところから、ただ眺めるだけなら。

目を瞑ったまま、

「どこ? どこ?」

と、おっぱいを探している赤ちゃんを。

「あー、もう。ここだってば」

って笑いながら。

コメント

タイトルとURLをコピーしました